2017-07-13_1049


いやー暑いです。何をするのにもスローな感じのババチックなこの頃です。予約していたらしいビーチ・ボーイズの「サンシャイン・トゥモロウ」この頃まさに聴いているわけです。このCDは、ブライアン・ウィルソンがあの世紀の傑作と言われた「スマイル」の制作を断念したのちに、制作された「スマイリー・スマイル」の未発表の音源とその「スマイリー・スマイル」後に発表された「ワイルド・ハニー」ステレオバージョンと当時の未発表音源、未発表ライブの音源など1967年(サージェント・ペパー発表の年、便乗か!?)のビーチ・ボーイズの活動をまとめたCDということになるでしょうか。正直「スマイリー・スマイル」は今ではその音源もCD化された「スマイル」とは大きく違うものだし「ワイルド・ハニー」は、名曲「ダーリン」が収録されているということが売りの地味なアルバムで、今この時点でなんだかなーというCDなんだけど、人間同じものを何度も聴いていると、とても作品に親近感が湧いて来て、なかなかユニークで素敵じゃないか!と思えて来たから不思議です。

ちょっと注目なのは、1967年9月に録音された未発表ライブアルバム「レイド・イン・ハワイ」の音源には「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」も収録されています。やっぱり50周年がらみか!?でも速攻でカバーですね。ポールとジョンがビーチ・ボーイズを好きなように。彼らも好きなんですよビートルズ。

というわけで

要するにまとめると「スマイル」がダメでもレコードを作り音楽活動を続けなければならないという彼らのプロ魂全開の作品群が「スマイリー・スマイル」〜「ワイルド・ハニー」だったわけです。

そんなわけで

ポールが曲名をパクった(笑)「ワイルド・ハニー」ですが

ニューヨーク・ロングアイランド出身の兄弟デュオ、ザ・レモン・ツイッグス(The Lemon Twigs)が、まだ幼い頃にビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の「Wild Honey」を演奏している映像がネットにアップされているらしく。。。ブライアン・ウイルソンも紹介しているようです。

source:amass http://amass.jp/91325/



なんかオリジナル以上にかっこいいんです。「ワイルド・ハニー」名曲だよね(笑)
ザ・レモン・ツイッグスはブライアン、マイケルのダダリオ兄弟によるデュオで、現代のビートルズと言われているわけです。


というわけで


夏はやっぱりビーチ・ボーイズ
やっぱりブライアンの曲って美しい。
気分を涼しくするもしくは疲れた体を眠りに誘う作品を2曲


The Beach Boys「We'll Run Away」


The Beach Boys「BALLAD OF OLE´ BETSY」