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というわけで、久しぶりにビーチボーイズです。

1964年、ライブアルバムで、初めてNo.1を記録したビーチボーイズに、レコード会社は、パート2のライブアルバムを要求しました。ブライアン・ウィルソンは、これを拒否したわけ、すぐに新しいLPを製作することもできず。。。そこでブライアンから起死回生のアイディアが!それは、架空のパーティをそのままライブレコーディングするというもの。

というわけで、最近ちょっとハマっているのが1965年にリリースされたこれ↓
amazon musicでビーチボーイズを聴いていたら
すっかり存在を忘れていた「ビーチボーイズ パーティ!」なのです。

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収録曲は以下の通り

ハリー・ガリー 

恋する2人 

テル・ミー・ホワイ

パパ・ウー・モウ・モウ 

マウンテン・オブ・ラヴ 

悲しみはぶっとばせ 

デヴォーテッド・トゥ・ユー 

 アリー・ウープ 

ゼアズ・ノー・アザー

メドレー:アイ・ゲット・アラウンド/リトル・デュース・クーペ 

時代は変わる 

バーバラ・アン

他のアーティストの曲をアコースティックで演奏した。
そう今で言えば?アンプラグドですかね。

そして注目の選曲が、ライバルと見なしていたビートルズの曲を
なんと3曲も取り上げていることろです。

ハード・デイズ・ナイトから2曲「恋する2人」「テル・ミー・ホワイ」 
ヘルプから1曲「悲しみはぶっとばせ」 (すべてレノンの作品)

「恋する2人」「テル・ミー・ホワイ」は、カール・ウィルソンとアルジャーディン
「悲しみはぶっとばせ」 は、デニス・ウィルソンがそれぞれボーカル担当。

熱狂的なビートルズ・ファンのデニスのボーカルは、最良のカバーでしょう。
その後の彼のソロ・アルバム(傑作です)の原点かもしれません。

そして彼ららしくないのがディランの「時代は変わる」です。
これもまたアル・ジャーディンがボーカル、パーティからの外野のツッコミを
淡々と歌うのがいいなぁ。

不思議なことに、どの曲もビーチ・ボーイズ・ポップにリマスターされています。

そんなわけで

個人的には、エヴァリー・ブラザースの美しいカバー「デヴォーテッド・トゥ・ユー」 
ビートルズもカバーした「ハリー・ガリー」がスルメかな。(^-^)